ワインとチーズの相性についてまとめてみました

 

今回はワインを飲むときのおつまみとして定番のチーズに関して書いていきます。

皆さんはワインのお供としてチーズを選ぶときこんなことを思ったことはありませんか?

「このワインに合うチーズは何だろう」、「このチーズに合うワインはどんなワインだろう」

 

このようなことで悩んだことはないですか?

基本的にはワインとチーズの相性はいいんですが、この組み合わせをより考えることにより、よりおいしくワインとチーズを楽しむことができます。

 

したがって、今回はチーズの種類、チーズからワインを選ぶ方法などを簡単にまとめてみました。

参考程度にしてみてください。

 

 

ワインとチーズを合わせるポイントは、

両者の味わいに共通性を持たせること

味わいを引き立てあう要素があること

です。

 

簡単に言い換えると

ワインのフレッシュ感やコク、クリーミーさと甘味の組み合わせを考えることにより両者の味を邪魔させることなく、楽しむことができます。

 

 

そこでいくつかの組み合わせを紹介します。

 

 

 

 1.白カビチーズ

 

カマンベールやブリー、ヌフシャテルなどの白カビチーズには、フルーティな赤ワインが合います。

軽めのブルゴーニュボルドー、ロワールなどがあげられます。

 

 

 2.ハード・セミハード

コンテ、エメンタールミモレット、ルブロションなどのバード・セミハードタイプのチーズには、ややコクのある赤ワイン、もしくはコクのある白ワインが合います。

ヴォーヌ・ロマネ、ボルドーなどがあげられます。

 

 

 3.ウォッシュ

リヴァロ、マンステールなどのウォッシュタイプチーズには旨味のある赤ワイン白ワイン。または少し甘味のある白ワイン

コルトン、シャサーニュモンラッシェ、ゲヴュルツトラミネールがあげられます。

 

 4.青カビ

 

ロックフォールスティルトンゴルゴンゾーラなどの青カビ系には、甘口の白ワインまたは力強い赤ワインです。

ソーテルヌ、ポートワイン、コート・ロティなどがお勧めです。

 

 

 5.山洋乳からつくられるもの

クロタン、サント・モールなどのチーズには程よい酸味のあるフレッシュなワインが合います。軽めですっきりしているワインなら何でも大丈夫です。

 

 

 

これらを参考にして、ワインに合うチーズ、チーズに合うワインを選んでみてください。

カルディのおすすめワイン10選

 

皆さんこんにちは!

 

輸入食料品で有名なカルディ。デパートや駅ナカにも店舗があり、仕事帰りなどに気軽に立ち寄れることのできるに人気店です。

最近のカルディではコーヒーだけでなく、ワインの人気もとても高く、お手頃な値段で味のクオリティがいいものが多いことで評判になっています。

そこで今回は、カルディに立ち寄った際にぜひ買っておきたいワインをいくつか紹介していきます。

 

 

  • サングリア ソル・デ・ベラーノ

 

ラズベリーなどのベリー系果実の風味とカラメルの甘い味わいが絶妙に絡み合っているのが特徴的。もぎたての果実をそのまま味わっているような果実味が感じられるサングリアです。

しっかりと冷やし、お好みのフルーツを入れて飲むのがお勧めです。また、ソーダで割ってみるのもよいでしょう。

 

 

  • レッドウッド スパーリング・ロゼ

 

ワイン独特の渋みが苦手な方でも飲みやすいのがこのスパークリングワイン。フルーティな口当たりで、食後のデザートとしてもおすすめです。その飲みやすさでついつい飲みすぎてしまうので注意しましょう。

 

 

カルディで販売されている赤ワインの中で一番人気の商品で、濃厚なプラムとバニラの香りが印象的なワインです。凝縮された果実感とその中の程よい渋味がワイン通に人気の証です。

 

 

 

ドイツ原産の赤ワインにシナモンや黒ブドウなどのスパイスをミックスさせた赤ワインです。果実実が強く、ホットワインとして飲むのがベスト。冬の寒い時期には体を温めてくれるワインの一つです。

 

 

このワインは数々の賞を受賞している世界からの評価の高いワインがカルディで御求めできます。ピノノワール特有の透き通るようなルビー色をしていて、チェリーやストロベリーのような酸味のある香り、よく熟れたフルーツの香りが楽しめるワインとなっています。後味には酸味の余韻が残るので、クセのあまり強くない白カビ系のチーズと合わせるのがお勧めです。

 

 

オーストラリアワインの代表格と言えるのがこのワイン。辛口だがフルーティな香りとともにハーブのような風味も感じられます。やわらかい口当たりで、その後にエレガントな風味とボリューム感のある味わいなので、アジア料理やパスタなどにとても合います。

 

  • ポール・グール ブリュット・レゼルヴ

 

シャンパンの要とも言える原料のブドウは自社畑の物を100%使っているので、そこから作り出されるこのシャンパンには上品な雰囲気が感じ取られます。プレゼントやお祝い事の場にはぜひとも持っていきたい一本です。

 

  • マイぺ マルベック

 

肉料理に合わせるならカルディで一番のおすすめワインです。お肉に合わせるためだけに作られたとも思われるほどの味わい。ブルーベリーやブラックペッパー風味の中に、密かに感じられる樽独特の香りやスモーキーな香りが感じられるので食欲がそそられます。少し重めの味わいと渋味と酸味のバランスの良さがお肉に絶妙にマッチします。

 

 

カルディで販売されている白ワインの中で一番人気の商品です。カリフォルニアの辛口白ワインで、南国を思わせるフルーティな味わいは魚介系料理との相性が抜群です。

お手頃な価格ですので、毎日飲めるワインとして人気が高まっています。

 

10.カバ ペレ・ベントゥーラ ロゼ・ブリュット

  スペイン産のロゼスパーグリングワイン。グラスに注ぐときらきらと輝き、一口飲めばその細かい泡が口の中で余韻として残ります。スモークサーモンや生ハムなどのおつまみとの相性がとてもいいです。

 

 

 

いかがでしょうか。

今回は一部の人気ワインをはじめとしたおすすめのワインを紹介しましたが、カルディではたくさんのワインが置いてあります。

いずれのワインもお手頃な価格でいつでも買えるので仕事帰りなどでカルディに立ち寄る際にはぜひお求めください。

ヴィンテージとは--違いによる味わいまとめ

 

ワインの奥深さの一端でもあるヴィンテージ。

ヴィンテージを理解することはワイン通への近道でもあるので、今回記事にして簡単にまとめてみました。

 

 

はじめにヴィンテージとは何かについて説明していきます。

ワインを選ぶときによく耳にするのが「ヴィンテージ」です。

ワインでいうヴィンテージとは原材料となるブドウの収穫年数のことなのです。

 

ブドウは農作物なので、その年の気候によってブドウのできが異なり、それに伴いワインの味にも違いが出てきます。なので、同じ銘柄のワインでもヴィンテージの違いにより味わいが多少異なってきます。ワイン通な人は同じ銘柄の異なるヴィンテージのワインを飲み比べるといった楽しみ方をしている方もいます。

 

 

 

次にヴィンテージの違いによる味わいの違い

 

ヴィンテージの違いについてなんとなく理解したと思われますが、

そこで気になるのがヴィンテージの良し悪し。

 

ブドウの出来が良い年のワインであれば当然ワインの出来もよいということになりますが、この「よいヴィンテージ」はワインのおいしさと必ずしもイコールではありません。

というのも、よいヴィンテージのワインはブドウの成分が濃く、しっかりとした味わいになるため熟成に時間がかかることが多く、若いうちは渋みが強く飲みにくいのであまりおいしいと感じないことがあります。

一方、一般的に並ヴィンテージと言われるワインは、比較的軽めの味わいで早期熟成しやすいため長持ちはしませんが、若いうちから楽しむことができます。

 

 

ヴィンテージに対する評価方法は産地ごと、あるいは生産者ごとによって行われ、気候やブドウの出来などをもとに、実際にワインをテイスティングして決められます。

 

 

最近ではワイン造りの技術が向上しているので、ヴィンテージによる味わいのバラつきが少なくなってきているので、若いヴィンテージのワインでもしっかりとした味わいのワインが多くなってきています。

 

また、ヴィンテージの変化による味わいの特徴をまとめてみたので参考程度にしてみてください。

 

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ワインを10倍楽しめる味わう順番の重要性

皆さんはワインを飲むときにどのような順番で飲みますか?

「好きな赤ワインから!」

「甘口ワインから!」

といった様々な人がいるのかと思われます。

それでもいいんですが、もっとワインをおいしく楽しむためには順番を考えることによりより楽しめます!

 

これはワイン通な人っては常識ですが、

これからワインについて勉強していきたい!ってゆう人向けに書いているのでよろしければ最後まで見ていってください。

 

 

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基本10か条

1.淡いワインから濃い味わいへ

2.白ワインから赤ワインへ

3.軽いものから重いものへ

4.すっきりした味わいからまろやかな味わいへ

5.渋みの少ないものから多いものへ

6.優しい味わいから強い味わいへ

7.甘未の少ないものから多いものへ

8.余韻の短いものから長いものへ

9.熟成の短いものから長いものへ

10.並の品質のものから上質なものへ

 

これはワインを味わう順番の基本で、これを抑えるだけで全然変わります。

 

まず飲む順番の基本は「1.淡いワインから濃い味わいへ」というものです。人の味覚は淡い味わいのものから濃い味わいのものへの変化にはついていきやすいのですが、その逆にはあまりに敏感すぎるので反応できなくなってしまい、刺激で舌が麻痺してしまう傾向があります。実際に、フランス料理のコースなどでもさっぱりとした前菜で始まり、肉料理などの濃厚で力強い味わいののものへと進みます。ワインも同じなんです。

 

同様に、すっきりとした発泡性ワインや白ワインから始まり、しっかりとした重い味わいの赤ワインへと向かう順番がオーソドックスです。

 

たとえば、何種類かの白ワインを飲む場合はシンプルですっきりとした味わいのものから複雑でまろやかな味わいのものへと進み、

赤ワインなら渋みの少ないものから多いものへと進むのが一般的です。

 

 

発泡性ワイン

レストランに入るとまずは食前酒。シャンパーニュやスパークリングワインが主で、パーティーなどのウェルカムドリンクなどにも用いられます。

 

軽めの白ワイン

味わいが淡く、辛口白ワインやロゼワインが一般的。

 

重めの白ワイン

ブルゴーニュや上級のローヌのようにまろやかでしっかりとした味わいの辛口白ワイン。

 

軽めの赤ワイン

ボジョレーのように若く、渋みの少ない赤ワインを飲むことが多い。

 

重めの赤ワイン

ボルドーやイタリア、スペインなどの渋みが多いワインであり、コクのある赤ワインは最後の方に飲むのがおすすめ。

 

甘口ワイン

甘口ワインはデザートの代わりになることが多く、食後に飲むのがおすすめ。また食前酒として飲む場合もあるが、基本的にアルコール度数が高いものが多いので注意が必要。

 

 

今回はワインより楽しむための基本を紹介しました。

あくまでも一例なので、料理に合わせてワインを飲む場合があると思いますが、水を飲むなどの簡単な対処法もあるので、ぜひワインを飲む機会があれば試してみてください。 

初心者必見!ワインの味わいを確認する基本

皆さんこんにちわ。

 

 

ワインの勉強を始めたばかりの人や、普段ワインを飲むが特に何も意識していない人などはワインを味わう基本的な確認ポイントをおろそかにしていることが多いです。

自分も初めはただ飲むだけが多く、飲んで勉強といってもどのポイントをほかのワインと比較すればいいのかがわからず、無駄なことをしていました。

 

しかし、今回紹介するワインを味わう時のポイントをいくつか考えて飲むだけで楽しみが急増し、それだけワインをより好きになり知識もつきました!

 

なのでいくつかのポイントをまとめてみたので興味のある方は最後まで見ていってください。

 

 

ワインの味わいを確認する手順

 

1.適量を味わう

2.アタック

3.味わう

4.バランス

5.味わいの濃縮度

6.ボディ・ボリューム感

7.余韻

 

基本的にはこの7つのポイントを確認しながら味わいます。

 

1.適量を味わう

ワインの味わいをチェックするときは口に含む量が多すぎても少なすぎての味わいを判断しにくく、約15ml程度を目安にすると良いでしょう。

 

2.アタック

ワインを口に含んだ際の第一印象。はじめの一口はアルコールの刺激が強く感じられるが、それを含めて「いきいきとした」「穏やかな」「フレッシュ感のある」「落ち着いた」などの言葉で表現されることが多い。

 

3.味わう

口に含んだワインを口にとどめておいて、甘味、酸味、苦味、渋味をチェックします。

①甘味

糖分の甘味、後味の甘さ、酸味が少ないことの対比で感じる甘さなど

 

②酸味

リンゴ酸などのシャープな酸味と、発行由来のまろやかな酸味などがある

 

③苦味

主に渋みとともに感じられることが多く、あまり強すぎづわずかであれが心地よい

 

④渋味

ブドウの果皮や種子などのタンニン由来の渋みや、樽の木材由来の渋みなどがある

 

 

4.バランス

酸味と甘味の対比、まろやかさと酸味・渋味との対比を確認していき、突出している味わいがあるか、全体の調和がとれているかなどを見ていく。

 

5.味わいの濃縮感

味わいの強さやまとまり具合、果実味などの濃さを確認していく。濃縮感があることで味わいの複雑さにつながります。

 

6.ボディ・ボリューム感

味わいの厚みやボリューム感。主にアルコールによって感じられることが多く、甘味との相乗効果がある。また、熟成したタンニンによって感じられることもある。

 

7.余韻

ワインを飲みこんだ後に口内に残る香りや味わい。その強さや長さを秒数で比較することもある。

 

 

以上のポイントを約15秒程度で行うのが一般的で、初心者の方などはじっくりと時間をかけて味わうとよいでしょう。

赤ワインブドウ一覧

今回は赤ワインのブドウについてまとめてみました。

 

初めに赤ワインに使う黒ブドウがどのような成分が含まれ、収穫のタイミングについて簡単に説明します。

 

赤ワインには基本的に果皮が濃い紫色をした黒ブドウを使用します。赤ワインのの最大の特徴である色と渋味は、ブドウの果皮にあるアントシアニンや、種子のタンニンなどです。

 

これらの成分の含有量はブドウ品種産地収穫年数成熟度合いなどによって異なります。

色素や渋み成分であるポリフェノール類はブドウ果実が成熟するにつれて含有量が増えますが、気温が低い場合や逆に高すぎる場合は、果実中でポリフェノール類の生成がブロックされてしまいます。また、ポリフェノール類が溶解されやすい状態でもあるので注意が必要です。

 

黒ブドウの収穫のタイミングは、糖や酸の量のほかにポリフェノール類の量と溶解のされやすさを分析して決定されますが、最終的には試食をして人の舌で判断をします。

 

 

さて、軽い説明はここまでにして本題に入ります。

 

ワインを選ぶ際にはブドウの品種を見る人が多いと思います。なのでそのブドウの各品種について簡単に説明していきます。

 

目次

 

 

1.カベルネ・ソーヴィニョン

 

「黒ブドウの王」とも呼ばれている最も有名な赤ワイン用品種で、ボルドーやチリなどの世界中で栽培され、房は小ぶりで粒も小さく、果皮は青黒く分厚いのが特徴的です。水はけのよい土壌と温暖な気候を好み、完熟すると素晴らしい芳香と力強い味わいのワインが生まれます。

若いワインにはカシスやベリーなどの果実味の強い香りがあり、しっかりとした酸や渋味を感じられます。熟成させると葉巻や皮革、甘草などの香りが現れ、渋味が和らぐとともに旨味が増します。

 

2.ピノ・ノワール

 

主にブルゴーニュが生産の中心となっており、南北アメリカニュージーランドなどでも栽培されています。比較的冷涼で乾燥している気候が好まれる。果皮が薄いため色調はやや淡く、渋味は少ない。産地によっては香りの質が異なるが、一般的にはイチゴやベリーのような果実の風味やバラの香りがあり、熟成するとキノコや紅茶などの香りが現れます。

 

3.メルロー

 

ボルドーサンテミリオン地区をはじめ、世界中で広く栽培されているブドウの品種で、保水性のある粘土質土壌を好む。ラズベリーちぇりーなどの香りがあり、カベルネ・ソーヴィニョンに比べて酸や渋味は穏やかで、熟成させるとトリュフや土、プルーんのような香りが現れるようになり、まろやかでふくよかな味わいになる。

 

4.シラー

 

温暖で乾燥したローヌ地方を中心に、オーストラリアや南アフリカではシラーズの名称で栽培されています。果皮に含まれる色素が多いためワインの色調は濃く、渋味も比較的に多い。カシスのような香りとスパイシーな風味を持ち、熟成させるとムスクや土の香りが加わり複雑でエレガントな味わいになります。

 

5.カベルネ・フラン

 

カベルネ・ソーヴィニョンの親に相当する品種で、主にロワールやボルドーで栽培され、メルローブレンドされることもある。スミレやチェリーの香りがあり、渋味はあるが強すぎないので繊細な味わいです。未熟な場合や冷涼な地域ではピーマンのような香りがし、熟成させるとムスクや葉巻のような香りが出てきます。

 

6.グルナッシュ・ノワール

 

スペイン原産で南フランスやローヌ地方でも栽培されています。スペインではガルナッチャと呼ばれています。ブラックチェリーや完熟チェリーの果実味に甘草のスパイシーな風味があり、渋味と酸味はあまり強くなく、熟成させるとアプリコットや狩猟肉の香りが現れます。

 

7.ネッビオーロ

 

イタリアの代表品種で、アルカリ性土壌で寒暖の差が激しいピエモンテ州以外では栽培が難しい。しっかりとした渋みとこくがあり、ブラックチェリーのような果実味の香りやフローラルな香りがする。長期熟成により旨味が増し、トリュフや土などの香りが現れます。

 

8.ガメイ

 

ブルゴーニュ地方南部やロワール地方で主に栽培され、ボジョレーをつくるブドウ品種として有名で、フレッシュなイチゴのような果実味とスミレやバラの花の香りが感じられます。渋味は少なく軽やかな味わいで、比較的若いうちに飲まれることが多い。

 

9.テンプラニーリョ

 

スペインの代表的な品種で、やや冷涼な気候が好まれるので、標高の高いリオハ地区で栽培が成功している。酸味は穏やかだが渋味はしっかりとあり、ベリーの果実味や皮革の香りを持つ。取る香との相性がよく、樽熟成させると甘味のあるスパイシーな風味が出てくる。

 

10.サンジョヴェーゼ

 

イタリアのトスカーナ地方をはじめ、カリフォルニア州でも栽培されている。イチゴやプラム、スミレの花の香りがあり、酸は高めで渋味は中くらい。若いうちは明るい味わいだが、熟成させるとエレガントなものになる。

 

11.プティ・ヴェルド

 

おもにボルドーメドック地区で栽培され、メルローカベルネなどとブレンドされる補助品種として使われることが多い。完熟するのは数年に1度と言われており、ブラックチェリーのような香りを持ち、完熟させるとマンゴーの風味が出てきます。

 

12.ジンファンデル

 

カリフォルニアを代表とする品種で、イタリアではプリミティーヴォと呼ばれています。赤ワインはもちろんのことホワイト・ジンファンデルという名でロゼワインもつくられています。渋味は少なく梅やクランベリーのような軽やかな風味とスパイス香を持ちます。

 

13.マルベック

 

フランス南西部やボルドー、アルゼンチンなどで栽培されています。タンニンが非常に豊富なため、黒ワインと表現されるほど色調が濃いワインを生み出します。プラムやカシスのような果実味やアニスのようなスパイシーさを持ち、渋味が強くリッチで厚みのある味わいです。

 

14.ピノ・タージュ

 

ピノ・ノワールとサンソーを交配した南アフリカの固有種であり、ボジョレーのような軽やかな味わいのワインから、ローヌ地方のようなリッチな味のワインまで幅広いタイプのワインを作り出せます。コーヒーやチョコレート、あるいは土やスパイスのような力強い風味を持ちます。

 

15.ムールヴェードル

 

スペイン原産の品種で、南フランスやオーストラリアなどでも栽培されています。ブルーベリーの風味やシナモン、クローヴ、甘草などのスパイシーな香りを持ち、アルコール分が高く程よく渋味があります。

 

16.バルベーラ

 

おもに北イタリアやカリフォルニアで栽培されているイタリア原産の品種です。色調は濃く、比較的に暑い場所で育った場合でもしっかりとした酸味が残ります。完熟したカシスやブラックベリーの果実味があり、樽熟成させるとバニラの風味やスモーキーな香りが加わります。

 

 

以上16種類の品種を紹介しましたが、このほかにもマイナーな品種は存在します。これらのブドウの特徴を知っているだけでワインを飲む際の楽しみが倍増します!

 

ぜひ参考にしてみてください。